この記事は、いきなり広告システム開発をするはめになった人のためのSEOの用語集です。
いきなり、CRT、CVRなんて言われても「え?しぶいあーる?」なんて聞き直してしまうかもしれません。
私は、これまでゲームアプリ開発のエンジニアだったのですが、ふとしたきっかけで広告のシステム開発を手伝うことになりました。
システム開発を手伝う際に、SEOの用語の知識が必要なったのですが、CVRを「しぶいあーる?」と聞き直してしまうほど、なんのことかさっぱり分かりませんでした。
今回は、メモの意味も込めて、私と同じように、SEO用語の知識が必要になった人向けにSEO用語を解説していきます。
SEO用語の「CTR,CVR,ROAS,ROI」を解説します
CTR(Click Through Rate)
CTRとは、クリック率のことです。
CTR=クリック数÷表示回数×100(%)
で計算します。
CTRの値が高いほど、クリック数が高いといえます。
当然のことだが、クリック数と表示回数が同じ値ならば、CTRは100%になり、広告が表示されれば、かならずユーザにクリックされたといえます(現実は100%になることはまずありませんw)。
クリック回数とは
ユーザが広告をクリックした回数のことです。
表示回数とは
ユーザが、バナーなどの広告を表示した回数のことです。
CVR(Conversion Rate)
CVRとは、コンバージョンの割合です。
CVR=コンバージョン数÷ユーザの訪問数(クリック数)×100(%)
で計算します。
CVRの値が高いほど、成果が発生した割合が多いといえます。
※コンバージョンとは、成果のことを指す。
成果とは、アプリならインストールが発生した、アフィリエイトだと商品が売れたなど目標を達成したことを指します。
ROAS(Return On Advertising Spend)
広告費に対して得られた収益(売り上げ)の割合のことです。
計算式:
ROAS=広告経由の収益÷広告費用×100(%)
ROASが、100%未満なら、広告費用よりも収益が低くなるので、広告費が無駄なお金になってしまったといえます。
一方、ROASが、100%を超えたら、広告費用よりも収益が高いので広告の効果あり。
ただし、収益は「原価」などの費用も含まれるため、利益を考慮すると、広告の効果があるのかわかりません。利益を考慮した広告効果を計測する場合は、このあと解説する「ROI」を使います。
ROI(Return on Investment)
英語と直訳すると、「投資して戻ってきた割合」になります。
広告費に対して得られた利益(原価などの費用を向いた金額)の割合のことを指します
また、費用対効果とも言います。
計算式:
ROI=広告経由の利益÷広告費用×100(%)
ROIが、100%を超えたら、広告費用よりも利益が高いので広告効果ありといえます。
ROIが、100%未満なら、広告費用よりも利益が低くなるので広告のために使ったお金は無駄金になります。
CPC,CPM,CPAを学ぶ
CPC(Cost Per Click)
クリック単価型の広告の指標です。
1クリックあたりの単価になります。
計算式:
CPC=「広告費用÷獲得したクリック数」
たとえば、オンラインショップを例に話します。
オンラインショップに人を呼ぶために使った広告費用を50万円、オンラインショップに訪れた人が500人(クリック数)だった場合、1クリック辺りの単価(CPC)は、1000円になります。
CPCは、低い数値の方が、より安いコストで人を呼べたといえます。
CPM(Cost Per Mile)
表示1000回辺りの広告コストのことです。
CPA(Cost Per Action)
コンバージョンに1件とるのにかかった広告費用のことです。
計算式:
CPA=広告費÷コンバージョン数
CPAの値が、高いほど、成果が発生した割合が多いといえます。
ここもオンラインショップを例に話します。
オンラインショップに人を呼ぶために使った広告費用を50万円、商品を買われた回数が100回のとき、1コンバージョン辺りの単価(CPA)は、5000円になります。
CPAは、低い数値の方が、より安いコストで商品を売れたことになります。
まとめ
SEO用語は、アルファベット3,4文字で、慣れていないと「あれ?」なんだっけ?となりますが、省略していない英語の綴りを覚えておくと早く覚えられます。
SEO用語は、まだまだ、たくさんありますが、今回はここまで。
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