テックキャンプと職業訓練校で比較!求職中で転職・就職目的ならどっちが成功しやすい?

求職中の人
エンジニアに就職(転職)するなら「テックキャンプ」と「職業訓練校(※)」を比較したらどっちが成功しやすい?

※ここで言う、職業訓練校とは「ハローワークが実施する職業訓練校」のことを指します。

このような疑問に、採用担当も経験した現役エンジニアが回答します。

 

 かんたん結論

  • テックキャンプがおすすめな方
    1. 同期、メンター共に、転職成功(転職成功率98%)の想いが強い人達がいる環境で学びたい
    2. ブラック企業への転職を避けたい
    3. 1,2の結果、より転職成功しやすい環境で学びたい
  • 職業訓練校がおすすめな方
    • 就職成功率57%でもお金をかけずに学びたい
    • 予備校のように授業形式で学びたい
    筆者
    転職・就職の成功しやすいのは、テックキャンプです。
    しかし、テックキャンプ、職業訓練校には、それぞれメリット・デメリットが存在します。
    それらを加味した上で、自分に合った方を選択してください。

     

    【比較】「テックキャンプ・職業訓練校」の特徴やメリット・デメリットは?

    テックキャンプ・職業訓練校を比較した上で、主な特徴やメリット・デメリットを述べていきます。

     

    テックキャンプと職業訓練校の違いがわかる比較表

    比較項目 テックキャンプ
    エンジニア転職コース
    職業訓練校(IT関係)
    受講対象 転職
    求職中、非正規雇用から正社員になりたい人
    受講形式 自分でカリキュラムをすすめる
    予備校のような授業形式(一部、オンラインがある)
    受講できる場所 オンライン受講 指定された教室(主要都市が多い)
    受講料 短期集中スタイル(仕事やめている人向け)・・・657,800円(税込)

    夜間・休日スタイル(仕事しながら)・・・877,800円(税込)

    受講料なし
    テキスト代が受講講座によって掛かる
    期間 12週間〜24週間 12週間
    就職率 転職成功率98% 就職成功率57%
    質問できる時間帯 毎日14:00~22:00(土日含む) 訓練時間のみ
    大体9:00〜15:00くらい
    学べる範囲
    • Rubyを中心としたWEB開発プログラミングスキル
    • AWSを活用して、サーバー構築のスキルを身につける。
    Javaなどのプログラミングスキル
    ブラック企業に就職(転職)するリスク ほとんどなし 高い
    主な転職先
    • 自社サービス会社19.5%
    • 受託開発 31.7%
    • SES 48.8%
    SESや受注開発が多い(基本的にハローワークで職を探すため)
    転職サポート 手厚い転職サポートあり ハローワークによるサポートあり
    受講できる人 誰でも受講できる 面接に合格した人
    開講日 1ヶ月に2回のタイミングで入校 1年に2〜3回
    パソコンの準備 自分でMacかWindows PCを用意する必要がある。 一人一台、用意されていることが多い
    生徒の質 やる気がある人が多い
    就職意欲が低い人も受講してしまう傾向あり

    上記の表をまとめること以下の様なことがいえます。

    • テックキャンプがおすすめな方
      1. 転職に成功しやすい(転職成功率98%)環境で学習をしたい
      2. やる気がある生徒が多い環境で生びたい
      3. ブラック企業への転職を避けたい
    • 職業訓練校がおすすめな方
      1. 転職成功率57%でもお金をかけずに学びたい
      2. 予備校のように授業形式で学びたい

      テックキャンプの特徴は?

      特徴

      テックキャンプには、大きく分けて以下のようなコースがあります。

      • 転職コース
        • 転職を目的としたコース
      • 教養コース
        • プログラミングを学びたい人のためのコース

      この記事では、就職・転職を目的としている人向けに書いているので、転職コースを検討しているものとして述べます。

      • 主に学ぶプログラミング言語はRuby
      • Rubyを活用してWeb系アプリを作れるようになる
      • グループ学習でモチベーションの維持
      • 3種類のコーチがあなたの学習をサポートします
        • わからないところをサポートする「プログラミングのメンター」
        • 学習の管理をする「ライフコーチ」
        • 転職、就職のサポートをする「キャリアアドバイザー」

      特徴の詳細は、以下の記事にまとめたので参考にしてくださいね。

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      テックキャンプを受講するメリット・デメリットは?

       テックキャンプを受講するメリット

      • 転職成功率98%だから圧倒的に転職しやすい
        • 理由①:メンター、同期の熱量が高いから!
        • 理由②:ライフコーチが進捗を徹底管理するから
      • 入学前の選考がないから入学しやすい
      • グループ学習でモチベーション続く

       

       テックキャンプを受講するデメリット

      • 受講料がかかる
      • 主体的に動けない人には辛い

       

      メリット①:転職成功率98%だから圧倒的に転職しやすい

      2022年9月13日現在の転職成功率は、98パーセントです。

      わからないところは、メンターが徹底サポート、周りに熱量が高い人が集まっているからこそ、転職成功率98パーセントを実現できています。

      転職成功率98%の詳細については、以下の記事にまとめたので気になる方は確認してください!

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       テックキャンプの様子がわかる口コミ

       

       

       

      回答者
      独学で転職できる人もいるけど、独学の挫折率は9割と言われています。
      だから、よほどのことが無い限りは、独学は挫折しやすいのです。

       

      一方、職業訓練校の就職成功率56%です。

      なぜ56%かについては、職業訓練校のデメリットのところで解説します。

      このことからも、テックキャンプの受講の方が、転職成功しやすくなります。

      メリット②:入学前の選考がないから入学しやすい(転職成功を早く実現できる)

      テックキャンプには、職業訓練校のように選考(面接)がありません。

      面接の時期を合わせる必要がないため、比較的早い時期に受講開始できます。

      早く受講開始できる分、転職成功まで、早くたどり着くことができます。

      メリット③:グループ学習でモチベーション続く

      テックキャンプは、自習型のプログラミングスクールですが、完全に1人でモクモクを進めるわけではありません。

      WEBの教材を読んだり、課題を解いたりするのはたしかに1人で行いますが、カリキュラムを進めた後に、グループメンバーにアウトプットの時間があります。

       

      出典:テックキャンプ公式サイト

      その結果、同期と切磋琢磨できてモチベーションの維持に繋がるのです

       

      デメリット①:受講料がかかる【安くする方法あり】

      テックキャンプは、職業訓練校のように政府の機関ではないため、受講料が掛かります。

      2022/09/14現在の受講料は以下の通りです。

      料金 短期集中スタイル:657,800円(税込)
      夜間休日スタイル:877,800円(税込)
      給付金の利用で最大56万円キャッシュバック

      料金を見たら・・・

      ひねくれ坊主
      うぁ高え〜

      という反応がほとんどです。でも安心してください!

      エンジニア転職コースは、国の給付金制度を利用することができます。

      その結果、条件を満たすことで最大で56万円の授業料をキャッシュバックされます。

       

      給付金は、雇用保険に加入した状態で2年以上(一度、給付金を受け取っている場合は3年以上)働くことで、受け取れるようになります。また、現在働いていなくても、給付金の支給対象になることもあります。

      給付金の利用条件、利用手順など詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

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      テックキャンプ・給付金の条件
      安心・もしもの為の返金制度あり

      テックキャンプを実際に受講してみたら「自分が思っていたものと違っていた」と感じることも少なくありません。

      テックキャンプには、受講を開始してから14日以内に退会申請フォームに退会する旨を伝えれば返金する制度があります。

      その結果、お金の無駄を怖がることなく受講できます

       

      返金については、以下の記事で詳しく取り上げているので気になる方は確認してみてくださいね。

      デメリット②:Macパソコンを用意する必要がある(2023/07/18 現在はWin PCでも受講できる)

      2023/07/18現在は、Windows PCでも受講できます。

      テックキャンプは、Macパソコンを指定しています。

      受講前に、パソコンを持っていない方、Windowsの方は、Macを買う必要があります。

      Macのスペックについては、公式ページに記載がありませんが、メモリ8GBほどあれば、WEB開発は快適です。

      お手頃なパソコンは、メモリ8GB搭載で比較的安い「Apple MacBook Air」です。

       

      デメリット③:オンライン受講だと主体的に動けない人には辛い

      テックキャンプは、自主学習のオンライン形式、教室利用(東京・渋谷)で学習できます。オンライン受講の場合、自分の意思でパソコンを開いて勉強していく必要があります。

      回答者
      オンライン受講だと、パソコンを開かなければサボれてしまうんですよね。教室がある地域(東京・渋谷)に住んでいる人は、教室を積極的に活用しましょう!

      わからないところが出てきて、メンターに質問しないなどしていると、わからないところが雪だるま式になりモチベーションが切れてしまいます。

      最終的には、挫折して何もできなくなるためお金が勿体なくなります。

      だからこそ、メンターには、たくさん質問しましょう!

       

      職業訓練校の特徴は?

      特徴

      職業訓練校は、ハローワークが運営しています。

      最近では、以下のようなIT系の講座も増えてきました。

      • スマートフォンアプリケーションプログラマー養成(Java言語)科
      • WEBアプリケーションプログラマー養成科
      • ソフトウェアプログラマー養成(Python言語)科
      • ネットワークエンジニア科
      • 正社員を目指している人も受けられる

       

      職業訓練の主な受講対象は、求職中(無職)の人になります。

      しかし、最近では(アルバイト・派遣などの)非正規雇用の方で、正社員を目指している人も職業訓練の対象になってきています。

      もし、職業訓練を希望している方が居ましたら、ハローワークに問い合わせてみましょう。

       

      職業訓練を受講するメリット・デメリットは?

       

       受講するメリット

      • 受講料金がかからない(テキスト代は別途かかる)
      • お金をもらいながら勉強できる
      • 講師に教えてもらいながら学べる

       

       受講するデメリット

      • 就職率が56%と極めて低い
      • 選考にうからないと受講できない
      • 受講できるタイミングが少ない
      • 学習意欲が低い人が集まる
      • ブラック企業に就職してしまうリスクが高い

       

      メリット①:受講料金がかからない(テキスト代は別途かかる)

      職業訓練校の授業料は、「国民の税金」から支払われるため無料です。

      ただし、テキストをつかう場合は、テキスト代金(2千円~1万円程度)が掛かります。

      その結果、求職中でお金を払う余裕がない人には、職業訓練校はオススメです。

      メリット②:お金がもらえながら勉強できる

      雇用保険の支給が終わったとしても、職業訓練中は、生活費として給付金が支給されることがあります。

      その結果、失業期間中、お金の心配をせずに勉強に打ち込むことができます(ただし、働いていたときより収入が低いので贅沢はできません)。

      メリット③:講師に教えてもらいながら学べる

      職業訓練校は、学校の授業のように講師が前に出てきて、知識を教える方式を取っています。

      その結果、教科書を読んだだけでは身につかない知識も身に付けやすいです。

       文章読む力は、つけておきましょう

      エンジニアに就職すると、プログラミングの方法を教えてくれません。

      わからないことは、ネット上の記事を読んで解決することが多いので、訓練中に文章を読む力をつけておきましょう。

      デメリット①:就職率が56%と極めて低い

      上記の資料は、厚生労働省が出している、職業訓練を受けた人が就職できた割合です。

      就職率が56%とかなり低めです。

      職業訓練校で学ぶ内容だけでは、就職に至らないようです

       

      就職を勝ち取るには、訓練が終わった後も、自分オリジナルの良質なポートフォリオをつくってアピールする必要があります。

      しかし、就職率が悪い一番の理由は、このあと記載する「学習意欲が低い人が集まる」のが原因だと思います。

       

      デメリット②:学習意欲が低い人が集まる

       

       

      職業訓練は、お金をもらえながら受講できるため、生活費を求めて受講する人も少なくありません。

      その結果、就職する気がない人も紛れ込んでしまいます。

      学習意欲が低い人が集まると、自分自身がやる気になっていても流されてしまいます。

      筆者も経験がありますが、「周りがやっているから、これでいいか」みたいな妥協です。

      その結果、何も技術を得ることができずに、訓練期間が終わってしまいます。

      時間が勿体ないです。

      職業訓練校で学ぶなら、周りに流されない意思が必要です。

       

      デメリット③:選考にうからないと受講できない

      職業訓練校を受講するには、面接(選考)に受かる必要があります。

       

       面接に失敗した体験談

      筆者もJavaの職業訓練を受けようとしたことがありました。

      面接まで2ヶ月間ありましたが、その日まで待つことにしました。

      面接まで待ったあげく、結果は不合格でした。

      その2ヶ月間、勉強したりしなかったので、無駄な時間を過ごしてしまったと思います。

      デメリット④:受講できるタイミングが少ない

      7月開始、11月開始のように1年に2回くらいのタイミングしかない事が多いです。

      その結果、タイミングを上手く合わせて受講などの考える必要がります。

      デメリット⑤:ブラック企業に就職してしまうリスクが高い

      職業訓練が終わると、就職先をハローワークで探すことになります。

      しかし、ハローワークの求人は、筆者の経験上、ブラックな企業が多いです。

      ブラックな企業は、求人紹介サービスにお金をかけることが困難な場合が多く、結果的に、ハローワークに求人を出すことになります。

      その結果、ハローワーク求人は、ブラックな企業が多くなるのです。

       

      まとめ:迷ったら話を聞きに行こう!

      今回は、仕事をやめた求職中の方が、エンジニア転職(就職)を目的としているなら、テックキャンプ、職業訓練校のどちらを受講したら良いか述べました。

       

      • より確実に転職成功、安定した生活を求めるならば、テックキャンプの受講がオススメ
      • どうしてもお金をかけたくないならば、ハローワークの職業訓練がオススメ

      採用担当の立場としては、「仕事を前向きに取り組んでくれそうな人」を採用するため、どちらを受講しても内定を出す優劣はありません。

      しかし、あなたが、

      • 未経験から、より確実にエンジニア転職を成功させたい
      • 転職後、安定した生活を求めている

      ならば、筆者の意見としては、テックキャンプの受講がオススメです。

       

      その理由は、以下のとおりです。

      • 転職成功率98%であること
      • 転職に成功させるために、メンターやコーチが手厚いサポートしてくれる
      • ハローワーク求人は、ブラック企業が多い(筆者の経験談)
      • テックキャンプは、労働環境が悪いところは紹介しない。

         

         行動することで…

        ■メンタル面の変化

        ・あのときの決断のおかげで、(やりたい分野で)手に職をつけることができて自信ついた!

        ・エンジニアとして実務経験を積むことができたから、会社をやめても次の職場を見つけやすくなった

        ■ライフスタイルの変化

        エンジニア職は、コロナがきっかけでリモートワークが増えてきました。

        満員電車から解放されたときは、感動そのものです。

        会社の往復がない分、自分の好きなことに時間を割くことができています。

        などと「あのとき行動しておいてよかった!!もし行動していなかったら…」と思えるようになります。

        もしエンジニア転職しようか悩んでいたら、まずは無料カウンセリングの受講してみてはいかがでしょうか?

         

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