このような疑問に歴20年の現役エンジニアが回答します。
かんたん結論
結論から言うと、転職を目指すなら入学前に事前学習をしておいたほうが良いです。
特に、働きながら受講できる「夜間・休日プラン」の場合は、入学後は、仕事と勉強の両立が必要になるため、事前学習しておいたほうが、かなり楽になります。

この記事では、
- 入学前に、なぜ事前学習をしたほうが良いの?
- 事前学習が、思うように進まないときの対処方法の解説
- 事前学習で学んでおくと、入学後にスムーズに進められるプログラミング学習は?
について解説します。
事前学習は、入学前にやるべきなの?【結論:働きながら受講するならやってください!】
テックキャンプは、初心者向けのプログラミングスクールです。

たしかに、初心者向けのスクールですが、入会後は勉強で忙しくなる可能性が高いです。
以下の表は、入学後から卒業までに必要な学習時間です。
入学後、必要な学習時間と
短期集中プラン | 夜間・休日プラン | |
---|---|---|
受講期間 | 12週間(3ヶ月) | 24週間(6ヶ月) |
働きながら受講可能? | 仕事やめて受講 | 働きながら受講 |
必要な勉強合計時間(※1) | 700時間 | 700時間 |
1日あたりの勉強時間目安 |
|
|
【結論】事前学習が必須か | ○やったほうがあとが楽 | ◎限りなく必須 |
※1・・・テックキャンプの入学~卒業までの推奨勉強時間は、公式では600時間ほどです。しかし、復習、わからないところで悩むことを考慮するとプラス100時間〜200時間かかるものとして、計算しています。
※2・・・休日は勉強しないものとして計算しましたが、一週間の復習に当てたほうがより知識が定着しますよ!
入学後、1日あたりの3時間(働きながらの場合)~12時間の勉強時間が必要になっています。
入学後は、勉強で忙しくなるため、入学前にできるだけ多くの時間を投資して、予習(事前学習)しておくことをおすすめします。

「事前学習」が必要という声が多数!勉強時間が取れない人は、1日5分間だけでも取り組んでみよう
テックキャンプの受講生の口コミを見ると、事前学習をしている人がいることがわかります。
テックキャンプの事前学習投稿。とりあえず寿司打をやる。 #テックキャンプ #プログラミング学習 #エンジニア転職
— いなふ (@hiro9808hirode1) July 29, 2023
明日から受講開始。
開始までの事前学習時間 約70時間
Progate のLv.157
楽しみかな#テックキャンプ— しんかい魚 (@B8Q6y) July 2, 2023
もし、事前学習の時間を十分に確保できない場合は、1日5分で良いので実際にプログラミングを試しにやってみるだけでも良いと思います。
1日たった5分間だったとしても、30日後には150分になっています。150分だけでも、習慣化できることのほうが継続するうえで重要です。

「夜間・休日プラン」は、なぜ事前学習を強くオススメするの?
夜間・休日プランを受講する予定がある方は、入学前の事前学習をできるだけ多く進めておくことを強くオススメします。
その理由は、入学から卒業までの24週間で700時間の学習時間必要になるからです。
700時間を1日単位に分割すると、以下のような勉強時間になります。
- 平日は3~4時間の勉強時間が必要
- 休日は6~7時間の勉強時間が必要
もしやる気が出なかったら、5分だけでも勉強してみましょう。
最初の5分の行動が、10分、20分と継続させてくれます。
無料カウンセリング申し込みから、事前学習(予習)、入学までの流れを解説
ここでは、無料カウンセリング申し込みから、入学までどんな流れで進めるのか解説します。
- 無料カウンセリングを申し込む
- 無料カウンセリングで、カウンセラーから「入学までに予習しておいたほうがよい」勉強内容を聞いておく
- ②で聞いた勉強内容を事前学習として学んでおく
- そして入学日
事前学習において、転職に関係ない範囲を学んだら時間の無駄になってしまいます。無駄をなくすためにも、無料カウンセリングで学ぶべき内容を確認しておくと、より確信を持って進めることができます。
入学前に時間が取れない?1日の事前学習スケジュールを考えてみよう


仕事が忙しいのは誰も同じだからこそ、ライバルに勝つチャンスがある!!
わかります。
勉強時間が確保できない悩みは誰にもあると思います。
もちろん、筆者も仕事後に勉強なんて、エンジニアになる前後は嫌なモノでした。今にしては、技術の修得は、ワクワクするので苦にならないです。なぜ、そのように考えられるかは、今でもわかりません。
すこし、本筋から外れましたが、どのようにしたら仕事しながらでも、事前学習のための時間を取れるか考えてみます。
「仕事が忙しい、だからやる気が起きない」という人が多い中で、あなた1人だけ頑張れば、それだけでライバルに勝てる気しませんか?
最大3時間半のスキマ時間でライバルに差をつけよう
前提条件として
- 平日は、1日8時間~10時間の勤務時間で会社の従業員として働いている
- 会社には、電車で片道30分くらいで通勤している
- 事前学習期間中は、普段、朝を1時間早く起きるとする
上記の前提で、どこで時間を使うことができるのか考えてみましょう。
- 朝の通勤時間で30分ほど学習
・テックキャンプのWEB教材で勉強。
・前日のプログラミング課題でわからなかったところの復習や調べごと - 会社近くのカフェで1時間ほど学習
・WEB教材で勉強。
・前日のプログラミング課題でわからなかったところの復習や調べごと
・もしプログラミングできる状況なら、プログラミング、もしくは課題を解く(注意点あり ※1) - 仕事開始
- お昼時間を使って30分ほど学習
・勉強したところの復習など - 仕事が終わる時間まで働く
- 夜の通勤電車で30分ほど学ぶ
・WEB教材で勉強。
・プログラミング時に、エラーが出ていたら、その箇所について調べる - 自宅に近いカフェで1時間ほど学習(もしくは自宅で学習)
・(プログラミング関係の)調べごとしたものが正しく動くか試してみる
・プログラミング、もしくは課題を解く(注意点あり ※1)
合計で3時間半の勉強時間を確保できることがわかりました。
毎日、勉強時間を取るのは大変だと思いますが、3時間の勉強を20日間継続すると、60時間になります。
それだけでも、ライバルに差をつけることができますよ。

かえって勉強効率が落ちてしまいますよ。
- (※1)プログラミングのポイント!エラーの調査に10分以上使わないこと!!
- 課題を解いているとエラーが出てきて、解消できずに行き詰まることが多々あります。エラーに関する調べごとすることになりますが、10分以上、時間を使うのはオススメしません。
なぜならば、筆者の経験上、10分が1時間、2時間とすぐに時間が膨れあがることが多いからです。他にできることがあれば、できることから進めます。
エラーが出て行き詰まった箇所については、エラー文だけメモっておいて、パソコンが利用できない電車の行き帰りなどで調べるのがオススメです。
また、お風呂、トイレなどちょっと気が抜けた瞬間に行き詰まったところを考えると、一瞬で解決策を急にひらめくことがあります。
その結果、エラーの調査で2時間かけてしまうことも、全体15分くらいで解消することもあります。
そのことから、エラーが出たときは、調査に時間をかけないのがポイントです。
事前学習が思うように進まない!どうすれば良いの?【3つの対策あり】

そんな簡単に予習はできるものなの?
上記の疑問にお答えします。
事前学習を進めていると次の3つの障害が発生すると思います。
- 分からないところが出てきてつまづいた
- 仕事の事情で学習時間を取れなかった
- (独学のため)モチベーションが上がらない
3つの障害について詳細を述べていきます。
①分からないところが出てきてつまづいた
テックキャンプの事前学習でつかうカリキュラムは、プログラミング未経験者を対象にしています。
しかし、入学までの期間は独学で進めます。その結果、メンターによるサポートが無く、分からないところが出てきたら、聞く人がいません。
対策としては、以下の3つになります。
- わからない箇所をネット(「ググる」とも言う)で調べる
- もしエラー文が表示されていたら、エラー文で検索すると解答を見つけやすいですよ!
- 10分間調べて分からない箇所をメモっておいて、入学後にメンターに質問する
- エンジニアの友だちがいたら、分からない箇所を質問する
やればやるほど、問題解決能力(超大事)が身につきますよ。
問題解決力が上がると、年収アップに繋がりますよ!
②仕事の事情で学習時間を取れなかった
仕事が忙しく、事前学習が進まないケースも有ります。
お仕事をしていたら、家についたら「あー疲れた」となって満足に勉強時間を取ることができないかもしれません。
しかし、電車の移動時間、昼休憩など、カフェでくつろぐなど、ちょっとした隙間時間があると思います。
たった5分でも良いので、隙間時間を使って教材を開いてみましょう。
短い時間でも学習する習慣が付くと、入学後も楽に勉強を進めることができますよ。
③モチベーションが上がらない
プログラミングスクールに行く理由の多くは、学習に対するモチベーションの維持が多いですよね。
ということは・・・

事前学習は、たしかに1人で進めるため独学とも言えるかもしれません。
学習を進めていて、モチベーションが切れてきたら以下の方法で対処できます。
①カフェなどで勉強する
自宅で勉強しようとしても、やる気がでないことは多々あります。
筆者もやる気が出るまで、youtube見たり、ゲーム(最近は、VRを買ってしまったから更に勉強しなくなった)してしまうため、1時間以上無駄にしてしまうことが多々あります。
そんなときは、スタバなど、普段と違う場所に行くと気分転換できます。
気分転換の勢いで、5分でも学習をしようとすると、勉強を1〜2時間と続けることができるものです。
②みんなが一生懸命に勉強している「もくもく会」に参加する
オンライン、オフラインのどちらでも「もくもく会」というものがあります。
「もくもく会」は、何かしら勉強したい人が集まり、もくもくと勉強するものです。
IT関係の「もくもく会」に絞って言うと、Ruby, Pythonのなどのプログラミング言語を学んでいる人(もしくはサービスを作る)がたくさんいます。
頑張っている人が隣にいると、自然にやる気になりますよ!
※具体的な「もくもく会」の探し方については、範囲外になるため、割愛します。
③休息も大事!思い切って休む
疲れたら休むことも大事です。
もし、プログラミングで30分以上考えてもわからなかったら、いったんやめてみましょう。
お風呂に入るときなど、プログラミングで詰まった箇所について「あれ、どうやってやればいいかな」と考えると、意外にヒラメクものです。
その結果、ずっと考えていたら2時間以上掛かるのものでも、15分で解消することもあります。
以上のことから、疲れたら休むことも大事です!
もし入学後に勉強に詰まったら?【メンターを積極的に利用しよう】
勉強に遅れ(課題が解けず、先に進めない)を感じたときは、以下のような手順で解消を試みましょう。
- 自分がわかるところまで戻って復習
- わからないところは、整理だけしてメンターに質問
筆者の経験上、焦るほど先に進むことができませんでした。課題がうまく解けないときは、後戻りしてわかるところから復習してみましょう。何度か繰り返していく内に、頭の中で整理されて知識がついてきます。
また、わからないところも同時に整理されるので、わからないところは積極的にメンターに何度でも質問して解消します。
上司の顔色を伺うように「こんな質問してはNGかな?」「今忙しいかな?」という遠慮は不要です。
スクールには、高い受講料を払っているので、自信を持ってメンターにガンガン質問しましょう!
まとめ:年齢が上がると転職成功が難しくなる!だから今から行動しよう!
今回は、事前学習について取り上げました。

テックキャンプの受講をオススメする人は
- 一人寂しく勉強するより、同期と交流が出来たほうがモチベーションがあがる!
- 遠慮なくメンターに質問できる環境を求めている
テックキャンプは、短期間(3ヶ月間)で転職を成功させたい人におすすめです。
テックキャンプの転職コースは、「全額返金保証」がついているので、万が一「自分に合わないな」と思ったら、返金してもらうこともできるので安心して挑戦できます。
年齢が上がるほど、転職成功の難易度が上がってしまいます。まずは失敗を恐れず挑戦してみましょう!