- プログラミング経験無しでマリオみたいな横スクロールゲームを制作ための学習時間がわかる
- 【手段1】プログラミングスクールに通った場合の学習時間がわかる
- 【手段2】Udemyで独学した場合の学習時間がわかる
- 【手段3】本などで独学した場合の学習時間がわかる
プログラミング・実務経験がある方も必見!
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概要と筆者の紹介
筆者は、ゲーム開発事業部にてUnityとPHPを活用して、スマホのシュミレーションゲームを5年間ほど制作してきました。
Unityを使ってきた経験を元に、3つの手段それぞれで学習時間を解説します。
プログラミングスキルなしで短期間でUnityを学ぶ3つの方法
手段1:プログラミングスクールで学ぶ(想定時間 280時間)
Unityおよびプログラミングを学ぶ王道と言えば、プログラミングスクールに通う方法です。
Unityが学べるプログラミングスクールと言えば、テックアカデミーです。
マリオみたいなゲームがつくれるようになるまでにかかる時間は、280時間ほどです。
勉強想定時間280時間の内訳は?
テックアカデミーの最短期間は4週間(28日)です。
1日10時間の学習時間を確保できるとしたら、28日間で280時間使うことになります。
※テックアカデミーの公式の学習時間の目安は、1週間で40~50時間(1日換算で7〜8時間)になっています。
学習時間が280時間と、このあと紹介する2つよりも短めなのは、自分で本を買ったり、わからないところを自分で全て解決しようとしなくてよい(メンターにヒントを貰うなど)ためです。
また、自分1人だとモチベーションが落ちることにより、勉強が進まず結果的に無駄な時間をつかっていたというのも防ぐことが可能です。つまり、テックアカデミーで学習することは、挫折防止にも繋がります。
テックアカデミーのUnityコースの詳細は以下のリンクを参考にしてください
テックアカデミーのUnityコースを受講したいと思うけど・・・ ゲーム開発に興味あるけど全くUnityを触ったことが無い! さらに、プログラミングに触れたことがない そんな状態で4週間(最も受講料が[…]
手段2:udemyで学習(想定時間 400時間)
udemyには、まさにマリオのような横スクロールゲームに特化した講座があります。
しかも、プログラミング未経験者のためにプログラミング言語C#の基礎から、動画で解説してくれているので、初心者にオススメと言えます。
バーゲンセールを利用すれば、2000円以内で購入できるので、「やってみようかな」と思っている人でも気軽に始めることができます。
学習時間の内訳け
動画は8時間です。
もちろん見るだけでは、ゲーム制作ができるようにならないので、自分で手を動かしながら体得していきます。
udemyも講師に質問ができますが、プログラミングスクールのように対面(もしくはビデオチャット)ではないため、回答が返ってくるのに時間がかかります。
プログラミングスクールに比べて時間がかかるポイントは以下の通りです。
- わからないところは、ヒントもない状態で自分で調べるために時間がかかる
- 講師に質問もできるが、文章化に時間がかかる(筆者は、15分~1時間ほどかかった)
- メンターのように伴走してくれる人が居ないため、わからないところがでてきたときに挫折しやすい(そのときは、質問する気力も落ちている)
そのような時間を考慮して、必要な時間は400時間といえます。
ツイッターをみると、Unityの勉強に100時間もあれば十分という意見もありますが、
プログラミング経験者が多いといえます。
メリット、デメリットは?
Udemy講座「マリオ風2Dアクションゲーム作成」を使った勉強方のメリット、デメリットは以下の通り。
メリット
- バーゲンを利用すると2000円以内で購入ができる
- 講座は、udemyが無くならない限りずっと見ることができる。
- 8時間の動画を見ることにより、どのようにゲームを作ったら良いかわかる。
- C#の基礎講座もあるため、プログラミング経験がない人でも対応できる
- わからないところは講師に質問できる。
- 教材は、動画なので、電車に乗っていても視聴(勉強)できる。
デメリット
- 対面ではないため質問をしてもすぐに返ってこない
- メンターが伴走しないのでモチベーションが落ちる可能性が高い
- 講座の値段が安いため、講座のコレクター(スキルが身につかない)で終わることがある。
手段3:本を買って独学(想定時間 700時間)
学習時間の内訳け
一番のメリットは自分のペースで勉強できることです。
技術書は、一冊あたり3000円位するケースが多く、安いとは言えないです。
しかし、中古本で安く買う、会社に買って貰う(社員のスキルアップをやっているところ)などの方法を使えば、比較的安く(もしくは無料)購入が可能です。
プログラミングスクールに比べて時間がかかるポイントは以下の通りです。
- わからないところは、ヒントもない状態で自分で調べるために時間がかかる
- メンターのように伴走してくれる人が居ないため、わからないところがでてきたときに挫折しやすい
- 質問できる人がいないため、エラーが多発するなど、ちょっとでも問題が発生したらやる気をなくし、挫折しやすい。
- 初心者であれば、1つのエラーの解消に8時間も使ってしまうこともあります(経験談)
- 自分にあう本を選ぶまでに時間がかかる。
メリット
- 比較的安い値段で勉強ができる
デメリット
- 途中で投げ出すリスクがある(独学の挫折率は9割と言われている)
- 本を買ってみたけど、「これ違うな」という迷いが発生して、別の本を買うサイクルが発生しやすい
- 本に書いてあるとおりに操作しても、開発環境によっては動かないことが多々ある。
そもそもゲーム制作でUnityを使うと何がよいの?
Unityがあるとどんなことできるのか、簡単に解説します。
unityを使うメリット
- ゲームオブジェクトという物体を配置していくイメージで作成するため直感がきく
- すでに物理エンジンが搭載されているので、当たり判定など1から書かなくて良い
- 複数のプラットフォーム(iPhone,Android,WEBなど)に対応したゲームを作れる
- 全体の制御(ゲーム開始、終了処理、ゲームオーバー判定など)にC#を使ったプログラミング言語のスキルは必要だが、高度なプログラミングスキル(大学レベルの数学、当たり判定処理)は必要ない。
- デザインは、アセットスコアで買う(有料、無料)ことができるので、自分でデザインする必要が無い
unityを使うデメリット
- pro版は有料(有料版は、個人開発で使うことはほぼ無し)
- グラフィックの質(綺麗さなど)は、Unreal Engineが優れている
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ゲーム制作でプログラミングスキル以上に必要なこと
Unityでのゲーム制作は、すでにできあがっているもの(デザイン、スクリプト)を組み合わせて作る印象です。簡単なゲームであれば、一週間で制作して、配信するケースもあります。
しかし、アプリを売りたい人であれば、マネタイズ、ユーザに受け入れられるのか?
考慮して作る必要があります。
プログラミングよりも面白さの追求の方が重要になります。
私もゲーム制作に携わる前まではプログラミングスキルが重要だとおもったが、実際に携わってみると、ユーザーはどのようにしたら面白いと思うのかの追求の方が重要であることがわかりました。
なぜなら、面白くないと作ったゲームは、誰もダウンロードしてくれないため、自己満足のゲームになってしまいます。
リアルな話し、ゲームが売れず(ダウンロードされず)に、ゲーム事業部が解体したこともあったのです。
まとめ
いかがですか?
今回は、Unityでマリオのようなゲームを作るのにかかる時間を解説しました。
人によって、勉強にかかる時間は様々です。
学習時間としては、100時間勉強して面白いゲームを作れる人もいれば、1000時間以上必要な人もいます。
結局は、面白さの追求、挫折しないで続けている人が、売れるゲームを世界に配信できる。
そんなことを、ゲーム制作の現場にいて思ったのでした。
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