侍エンジニアと職業訓練校で比較!就職目的ならどっちが成功しやすい?

求職中の人
エンジニアに就職(転職)するなら「侍エンジニア」と「職業訓練校(※)」を比較したらどっちが成功しやすい?

※ここで言う、職業訓練校とは「ハローワークが実施する職業訓練校」のことを指します。

このような疑問に、採用担当も経験した現役エンジニアが回答します。

 

 かんたん結論

  • 侍エンジニアがおすすめな方(転職成功率ならこちらがオススメ!)
    1. メンターと2人三脚で、転職成功(転職成功率99%)しやすい環境で学びたい
    2. ブラック企業への転職を避けたい
    3. 1,2の結果、より転職成功しやすい環境で学びたい
  • 職業訓練校がおすすめな方
    • 就職成功率57%でもお金をかけずに学びたい
    • 予備校のように授業形式で学びたい
    筆者
    筆者の知り合いから「いまIT系の職業訓練校で学んでいるけど、卒業したらプログラミングスクールに通いたい、どこがいいの?」と相談が来たことがありました。そのことから、訓練校からの就職は、それなりに難しいようです。

     

    【比較】「侍エンジニア・職業訓練校」の特徴やメリット・デメリットは?

    侍エンジニア・職業訓練校を比較した上で、主な特徴やメリット・デメリットを述べていきます。

    侍エンジニアと職業訓練校の違いがわかる比較表

    比較項目 侍エンジニア
    エンジニア転職向けのコース
    職業訓練校(IT関係)
    受講対象 転職
    求職中、非正規雇用から正社員になりたい人
    受講形式 自分でカリキュラムをすすめる
    予備校のような授業形式(一部、オンラインがある)
    受講できる場所 オンライン受講 指定された教室(主要都市が多い)
    受講料 Webエンジニア転職保証コースの場合
    料金:¥693,000〜¥880,000
    ※ただし国の給付金制度を利用することで、最大 ¥560,000 支給される
    受講料なし
    テキスト代が受講講座によって掛かる
    期間 16週間〜24週間 12週間
    就職率 転職成功率99% 就職成功率57%
    質問できる時間帯 毎日8:00~22:00(土日含む) 訓練時間のみ
    大体9:00〜15:00くらい
    学べる範囲
    • PHP、Ruby、Python、Javaはいずれかを選択し、WEB開発プログラミングスキル
    • WEBサーバー構築のスキルを身につける。
    Javaなどのプログラミングスキル
    ブラック企業に就職(転職)するリスク ほとんどなし 高い
    主な転職先 YahooやTeamLabなど、自社開発企業など SESや受注開発が多い(基本的にハローワークで職を探すため)
    転職サポート 面接練習、書類確認などの手厚い転職サポートあり ハローワークによるサポートあり
    受講できる人 誰でも受講できる 面接に合格した人(ちなみに筆者も面接受けたが、不合格だった)
    開講日 人によって異なるため、まずは無料カウンセリングへ参加してみましょう! 1年に2〜3回
    パソコンの準備 自分でMacかWindowsPCを用意する必要がある。 一人一台、用意されていることが多い
    生徒の質 やる気がある人が多い
    就職意欲が低い人も受講してしまう傾向あり

    上記の表をまとめること以下の様なことがいえます。

    • 侍エンジニアがおすすめな方
      1. 転職に成功しやすい(転職成功率99%)環境で学習をしたい
      2. メンターと2人3脚で転職成功までたどり着きたい
      3. ブラック企業への転職を避けたい
    • 職業訓練校がおすすめな方
      1. 転職成功率57%でもお金をかけずに学びたい
      2. 予備校のように授業形式で学びたい

      侍エンジニアの特徴は?

      特徴

      侍エンジニアには、大きく分けて以下のようなコースがあります。

      • 転職コース
        • 転職を目的としたコース
      • 教養コース
        • プログラミングを学びたい人のためのコース

      この記事では、就職・転職を目的としている人向けに書いているので、転職コースを検討しているものとして述べます。

      • 主に学ぶプログラミング言語はPHP、Ruby、Python、Javaはいずれかを選択
      • Web系アプリを作れるようになる
      • 入会から卒業まで、専属のメンターが就くので、あなたの状況を見ながら2人3脚で進める

       

      侍エンジニアを受講するメリット・デメリットは?

       侍エンジニアを受講するメリット

      • 転職成功率99%だから圧倒的に転職しやすい
      • (職業訓練校のように)入学前の選考がないから入学しやすい
      • メンターと2人3脚でカリキュラムを進めるからモチベーションにつながる

       侍エンジニアを受講するデメリット

      • 受講料がかかる
      • 主体的に動けない人には辛い

      メリット①:転職成功率99%だから圧倒的に転職しやすい

      2023/08/24現在の転職成功率は、99パーセントです。

      引用:侍エンジニアの公式サイトより

      また、卒業生は、以下のような企業への転職に成功しています。

      引用:侍エンジニアの公式より

       

       侍エンジニアの様子がわかる口コミ

      回答者
      独学で転職できる人もいるけど、独学の挫折率は9割と言われています。
      だから、独学は挫折しやすいのです。

       

      メンターが悩みを聞いてくれたりと徹底サポート、周りに熱量が高い人が集まっているからこそ、転職成功率99パーセントを実現できています。

      メンターの評判については、以下の記事にまとめたので気になる方は確認してみてください!

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      一方、職業訓練校の就職成功率は56%です。

      なぜ56%かについては、職業訓練校のデメリットのところで解説します。

      以上のことから、侍エンジニアの受講の方が、転職成功しやすくなります。

      メリット②:入学前の選考がないから入学しやすい(転職成功を早く実現できる)

      侍エンジニアには、職業訓練校のように選考(面接)がありません。

      面接の時期を合わせる必要がないため、比較的早い時期に受講開始できます。

      早く受講開始できる分、転職成功まで、早くたどり着くことができます。

      メリット③:メンターと2人3脚でカリキュラムを進めるからモチベーションにつながる

      侍エンジニアは、自習型のプログラミングスクールですが、1人でモクモクを進めるわけではありません。

      入会から卒業まで、専属のメンターが、あなたの学習状況に合わせてアドバイスしたりしてくれます。

      つまり、メンターと2人3脚のためモチベーションの維持がし易いのです。

       

      デメリット①:受講料がかかる【安くする方法あり】

      侍エンジニアは、職業訓練校のように政府の機関ではないため、受講料が掛かります。

      2023/08/24現在の受講料は以下の通りです。

      料金 Webエンジニア転職保証コースの場合
      料金:¥693,000〜¥880,000
      給付金の利用で最大56万円キャッシュバックを活用しよう!

      料金を見たら・・・

      ひねくれ坊主
      うぁ高え〜

      という反応がほとんどです。でも安心してください!

      エンジニア転職コースは、国の給付金制度を利用することができます。

      その結果、条件を満たすことで最大で56万円の授業料をキャッシュバックされます。

       

      給付金の利用条件、利用手順など詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

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      デメリット②:学習用パソコンを自分で用意する必要がある

      受講前に、パソコンを持っていない方は、自分でパソコンを用意する必要があります。

      パソコンのスペックについては、メモリ8GBほどあれば、WEB開発は快適です。

      お手頃なパソコンは、メモリ8GB搭載で比較的安い「Apple MacBook Air」です。

       

      デメリット③:オンライン受講だと主体的に動けない人には辛い

      侍エンジニアは、自主学習のオンライン形式です。オンライン受講の場合、自分の意思でパソコンを開いて勉強していく必要があります。

      回答者
      オンライン受講だと、パソコンを開かなければサボれてしまうんですよね。

      わからないところが出てきて、メンターに質問しないなどしていると、わからないところが雪だるま式になりモチベーションが切れてしまいます。

      最終的には、挫折して何もできなくなるためお金が勿体なくなります。

      筆者
      だからこそ、メンターには、たくさん質問しましょう!

       

      職業訓練校の特徴は?

      特徴

      職業訓練校は、ハローワークが運営しています。

      最近では、以下のようなIT系の講座も増えてきました。

      • スマートフォンアプリケーションプログラマー養成(Java言語)科
      • WEBアプリケーションプログラマー養成科
      • ソフトウェアプログラマー養成(Python言語)科
      • ネットワークエンジニア科
      • 正社員を目指している人も受けられる

       

      職業訓練の主な受講対象は、求職中(無職)の人になります。

      しかし、最近では(アルバイト・派遣などの)非正規雇用の方で、正社員を目指している人も職業訓練の対象になってきています。

      もし、職業訓練を希望している方が居ましたら、ハローワークに問い合わせてみましょう。

       

      職業訓練を受講するメリット・デメリットは?

       

       受講するメリット

      • 受講料金がかからない(テキスト代は別途かかる)
      • お金をもらいながら勉強できる
      • 講師に教えてもらいながら学べる

       

       受講するデメリット

      • 就職率が56%と極めて低い
      • 選考にうからないと受講できない
      • 受講できるタイミングが少ない
      • 学習意欲が低い人が集まる
      • ブラック企業に就職してしまうリスクが高い

      メリット①:受講料金がかからない(テキスト代は別途かかる)

      職業訓練校の授業料は、「国民の税金」から支払われるため無料です。

      テキストをつかう場合は、テキスト代金(2千円~1万円程度)が掛かります。

      その結果、求職中でお金を払う余裕がない人には、職業訓練校はオススメです。

      メリット②:お金がもらえながら勉強できる

      雇用保険の支給が終わったとしても、職業訓練中は、生活費として給付金が支給されることがあります。

      その結果、失業期間中、お金の心配をせずに勉強に打ち込むことができます(ただし、働いていたときより収入が低いので贅沢はできません)。

      メリット③:講師に教えてもらいながら学べる

      職業訓練校は、学校の授業のように講師が前に出てきて、知識を教える方式を取っています。

      その結果、教科書を読んだだけでは身につかない知識も身に付けやすいです。

       文章読む力は、つけておきましょう

      エンジニアに就職すると、プログラミングの方法を教えてくれません。

      わからないことは、ネット上の記事を読んで解決することが多いので、訓練中に文章を読む力をつけておきましょう。

      デメリット①:就職率が56%と極めて低い

      上記の資料は、厚生労働省が出している、職業訓練を受けた人が就職できた割合です。

      就職率が56%とかなり低めです。

      職業訓練校で学ぶ内容だけでは、就職に至らないようです

       

      就職を勝ち取るには、訓練が終わった後も、自分オリジナルの良質なポートフォリオをつくってアピールする必要があります。

      しかし、就職率が悪い一番の理由は、このあと記載する「学習意欲が低い人が集まる」のが原因だと思います。

       

      デメリット②:学習意欲が低い人が集まる

       

       

      職業訓練は、お金をもらえながら受講できるため、生活費を求めて受講する人も少なくありません。

      その結果、就職する気がない人も紛れ込んでしまいます。

      学習意欲が低い人が集まると、自分自身がやる気になっていても流されてしまいます。

      筆者も経験がありますが、「周りがやっているから、これでいいか」みたいな妥協です。

      その結果、何も技術を得ることができずに、訓練期間が終わってしまいます。

      時間が勿体ないです。

      職業訓練校で学ぶなら、周りに流されない意思が必要です。

      デメリット③:選考にうからないと受講できない

      職業訓練校を受講するには、面接(選考)に受かる必要があります。

       

       面接に失敗した体験談

      筆者もJavaの職業訓練を受けようとしたことがありました。

      面接まで2ヶ月間ありましたが、その日まで待つことにしました。

      面接まで待ったあげく、結果は不合格でした。

      その2ヶ月間、勉強したりしなかったので、無駄な時間を過ごしてしまったと思います。

      デメリット④:受講できるタイミングが少ない

      7月開始、11月開始のように1年に2回くらいのタイミングしかない事が多いです。

      その結果、タイミングを上手く合わせて受講などの考える必要がります。

      デメリット⑤:ブラック企業に就職してしまうリスクが高い

      職業訓練が終わると、就職先をハローワークで探すことになります。

      しかし、ハローワークの求人は、筆者の経験上、ブラックな企業が多いです。

      ブラックな企業は、求人紹介サービスにお金をかけることが困難な場合が多く、結果的に、ハローワークに求人を出すことになります。

      その結果、ハローワーク求人は、ブラックな企業が多くなるのです。

       

      まとめ:迷ったら話を聞きに行こう!

      今回は、仕事をやめた求職中の方が、エンジニア転職(就職)を目的としているなら、侍エンジニア、職業訓練校のどちらを受講したら良いか述べました。

      • より確実に転職成功、安定した生活(ブラックでない会社への転職)を求めるならば、侍エンジニアの受講がオススメ
      • どうしてもお金をかけたくないならば、ハローワークの職業訓練がオススメ

      採用担当の立場としては、「仕事を前向きに取り組んでくれそうな人」を採用するため、どちらを受講しても内定を出す優劣はありません。

      しかし、あなたが、

      • 未経験から、より確実にエンジニア転職を成功させたい
      • 転職後、安定した生活を求めている

      ならば、筆者の意見としては、侍エンジニアの受講がオススメです。

      その理由は、以下のとおりです。

      • 転職成功率99%であること
      • 転職に成功させるために、メンターやコーチが手厚いサポートしてくれる
      • ハローワーク求人は、ブラック企業が多い(筆者の経験談)

         

         行動することで…

        ■メンタル面の変化

        ・あのときの決断のおかげで、(やりたい分野で)手に職をつけることができて自信ついた!

        ・エンジニアとして実務経験を積むことができたから、会社をやめても次の職場を見つけやすくなった

        ■ライフスタイルの変化

        エンジニア職は、コロナがきっかけでリモートワークが増えてきました。

        満員電車から解放されたときは、感動そのものです。

        会社の往復がない分、自分の好きなことに時間を割くことができています。

        などと「あのとき行動しておいてよかった!!もし行動していなかったら…」と思えるようになります。

        もしエンジニア転職しようか悩んでいたら、まずは無料カウンセリングの受講してみてはいかがでしょうか?

         

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